☆事の発端
 少し前のこと。たまやGPTの帰り道、かっこかりさん(http://kakkokari.diarynote.jp/)の車に乗っけてもらった自分は、何気なくこんなことを口にした。


「最弱のジェネラルって誰なんでしょう?」


 「最強」のほうなら、各地で散々議論されてきたことだろう。自分も当然考えたことはある。現状、最速かつ除去をほぼ受け付けないむかつき(さらに限定するなら、カードプールに制限のかからない5色むかつき)か、カウンターで最速組を咎められるうえに抜群の安定性とループ力を持つエドリックの二択だと思っている。しかし、「最弱」の統率者について考えた人は少ないのではなかろうか。ここでは、その帰り道でかっこかりさんと議論した内容およびその後Twitterでときあ・真空圧さん・cozaさんから頂いた意見を含めつつ、「最弱」の称号を持つにふさわしい統率者について突き詰めていこうと思う。

☆そもそも「弱い統率者」の条件とは?
 これを明確にしないことには議論が始まらないので、しっかり定義していこう。
 「最弱の統率者」とは、言い換えれば「勝利するまでの道のりが最も遠い統率者」であるといえる。しかし、EDHにおいて、各色ほぼすべての統率者に権利が与えられている「統率者がまったく関与しない、純粋な戦闘のみで3人に合計120点のダメージを与えて倒すより明らかに手っ取り早い勝利手段」が、自分の知る限りで3つ存在する。それは、
  ①ジェネラルダメージによる勝利
 ②《生体融合外骨格》や《墨蛾の生息地》を強化しての毒殺
 ③《玄武岩のモノリス》《ブライトハースの指輪》《ゴブリンの大砲》の3枚コンボ

だ。これらのうちどれかを狙いやすい色や統率者は、その時点で候補からは除外される。もちろん、単純に120点のダメージを与えることを他よりも得意とする色やそれを補助できる能力を持った統率者、上記3つの勝利手段や120点ダメージよりももっと速い勝ち筋を搭載できる統率者は存在するので、それらも除外の対象となるでろう。ゆえに、今回求めるのは「(サーチなどの補助なしで)上記3つの勝利手段以上の速度での勝利が見込めない」かつ「戦闘ダメージやそれにつながるアドバンテージを一切得られない」統率者である、としよう。

☆色の選択
 まず、色の選択からだ。聡明な EDH廃人の読者の方々ならすでにわかっていると思うので、色に関しては先に二択まで絞ってしまおう。ずばり、 「無色」「白単色」 のどちらかだ。多色はその時点で単純にカードプールが倍以上に増えるので最弱争いからは当然除外される。となると単色と無色が残るわけだが、青単には変身、黒単にはむかつきや生き埋めウーズというほぼ統率者を必要とせずに三人倒し切れる簡単な勝ち筋があるのでこれらも候補からは外れる。緑単は単純な打点につながるクリーチャーサーチが豊富なうえに《孔蹄のビヒモス》という明らかに速い勝ち筋が存在するので除外。赤単に関しては少し迷ったが、ゴブリンに寄せるだけで統率者が誰であれ一気に速度が増すのでこれも候補外。結果として残ったのが、「無色」と「白単色」である。これら2つの色に関しては簡単に議論が終わりそうにもないので、下記にて個別に評価し、その後双方を比べよう。

☆無色統率者で最弱を選ぶ
 マジックの広大なカードプールにおいても、無色の統率者は意外に少ない。どのくらい少ないかというと、
《真実の解体者、コジレック》
《銀のゴーレム、カーン》
《無限に廻るもの、ウラモグ》
《絶え間ない飢餓、ウラモグ》

と、ここに列挙できるくらいである。
(注:wisdom guildにて検索をかけた人の中で疑問を抱いた人がいるかもしれないので一応書いておくが、《引き裂かれし永劫、エムラクール》はEDHにおいて禁止推奨カードに指定されており、《鉄のゴーレム、ボッシュ》《メムナーク》に関しては、それぞれの起動型能力のコストに色マナが含まれているので、その固有色はそれぞれ赤、青となる。)
 さて、この4体の統率者の中でひとまず最弱を決めようと思うが、正直言って答えが明白なので先に結論を書こう。(もしファンがいたら申し訳ないが)無色統率者最弱はずばり 《銀のゴーレム、カーン》だ。
Karn, Silver Golem / 銀のゴーレム、カーン (5)
伝説のアーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
銀のゴーレム、カーンがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで-4/+4の修整を受ける。
(1):クリーチャーでないアーティファクト1つを対象とする。それはターン終了時まで、パワーとタフネスがそれぞれ自身の点数で見たマナ・コストに等しいアーティファクト・クリーチャーになる。
4/4

 理由を詳しく書くと、《真実の解体者、コジレック》は2回攻撃を通すだけで人が死ぬうえに4ドローのおまけつき、両ウラモグは破壊不能により攻撃を継続しやすい。さらにこの《銀のゴーレム、カーン》、非常に厄介な能力を持っている。ブロックされるたびにパワーが0になってしまうのだ。これでは、スピリット・トークンだろうがコボルド・トークンだろうが、相手の戦場にクリーチャーが立っているだけで、確実にブロックされ続けてしまう。各プレイヤーに統率者というクリーチャーが保障されている以上、この欠点は致命的だ。cozaさん(http://79278.diarynote.jp/)から「エルドラージ達ってそもそも戦場に出るのすんごい遅いわけだしカーンのほうが最終的に打点多く稼げそうじゃない?」という意見をいただいたが、この理由により、最終的な打点を考えてもこいつが無色統率者最弱であることは揺るがないと思われる。

☆白単色統率者で最弱を選ぶ
 白単色統率者は無色と違って、ここに並べるにはいささか多過ぎる数の伝説のクリーチャーが存在する(戦乱のゼンディカー時点で71体。wisdom guildで検索をかけるともう少し多く出るが、《不屈のダガタール》は固有色が白黒緑であり、反転能力を持ったクリーチャー達は《上位の狐、呪之尾》を除き反転前が伝説でないため統率者に指定できない)。序盤に述べた条件のもと、そのひとつひとつについて評価していった結果、 あまりのゴミっぷりに頭を抱えつつもなんとか絞り込むことができた。自分が提案する「白単色最弱の統率者」は、こいつだ。
Opal-Eye, Konda’s Yojimbo / 今田の用心棒、乳眼 (1)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 狐(Fox) 侍(Samurai)
防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)
武士道1(このクリーチャーがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(T):このターン、あなたが選んだ発生源1つが次に与えるダメージは、代わりに今田の用心棒、乳眼に与えられる。
(1)(白):このターン、次に今田の用心棒、乳眼に与えられるダメージを1点軽減する。
1/4

 神河謀反に収録された《今田の用心棒、乳眼》である。理由としては、「防衛持ちのためそもそも単独でジェネラルダメージを狙えない」「勝利につながるアドバンテージを一切得られない」が主なところである。《General Jarkeld》《サマイトの癒し手オアリム》など、他にも最弱候補は多く存在したが、そもそも殴れないという点において、白単色唯一の防衛持ち伝説のクリーチャーであるこいつが一歩前に出る(?)結果となった。

☆「頂上決戦」ならぬ「底辺決戦」
 さて、無色と白単色のそれぞれについて最弱候補を1体ずつ決めたところで、お待ちかねの決勝戦である。正直いって「どっちも死ぬほど弱いです」で片付けてしまいたいほど双方並々ならぬ弱さなのだが、根気を振り絞って、各々評価していきたいと思う。とはいえ、その弱さについては前の項目でも触れており、弱さを比較するだけでは決着がつかないので、ここであえて、統率者としての《銀のゴーレム、カーン》および《今田の用心棒、乳眼》の「強み」を比較していきたいと思う。
○《銀のゴーレム、カーン》の強み
 ・起動型能力により、《アクローマの記念碑》《ダークスティールの溶鉱炉》などの高マナコストのアーティファクトをクリーチャー化することによって打点を稼ぐことができる。
 ・攻撃が通りさえすれば4点というそこそこのクロックを刻むことができる。
 ・起動型能力により、《Mana Crypt》をはじめとする0マナアーティファクトを破壊することができ、相手の展開の阻害が行える。
○《今田の用心棒、乳眼》の強み
 ・白のカードを使えるので、《悟りの教示者》をはじめとするアーティファクトサーチを少しだけ多く取れ、《玄武岩のモノリス》《ブライトハースの指輪》《ゴブリンの大砲》をいち早く揃えることができる。
 ・《鏡の精体》《セラの高位僧》などの高打点を叩き出すクリーチャーが採用できる。
 ・《石鍛冶の神秘家》《石切りの巨人》をはじめとする各種装備品サーチにより《生体融合外骨格》《審問官のフレイル》などの殺意あふれる装備品をいち早く戦場に出すことができる。
 ……いかがだろうか。「だからなんだよどっちも弱すぎるだろ!! 」とキレないで欲しい。広大なマジックのカードプールにおいての(下から数えて)トップを決めようとしているのだ。このような非常に(マイナス方向に)レベルの高い争いになることは必然だ。
 こうして並べてみると、《銀のゴーレム、カーン》は統率者本体の性能で勝り、《今田の用心棒、乳眼》は固有色で勝っているといえる。
…… が、まだ難しい。
 どちらが弱いのか、判断に苦しむ。実際にこの2体の統率者を使ってデッキを組んだ人に聞いてみたかったが、《銀のゴーレム、カーン》はともかく《今田の用心棒、乳眼》でデッキを組むような 物好き極まりないプレイヤーを自分は知らない。

☆評価方法に一石を投じた、ある一言
 このままでは決着がつかない。が、筆者としては、「結局どっちもゴミ」で済ませたくはない。ここまで来て非常に申し訳ないのだが、筆者は双方について実際にデッキを組んだわけではない。結論が出せないのは当たり前だ。しかし、それではここまで考察した意味がない。最終的な結論を出せずとも、何かしらの根拠をもってどちらかに現時点での「最弱」の称号を与えたい。そう思ってTwitterにて話を持ち掛けたところ、ときあ(http://canaan.diarynote.jp/)からある意見が出た。

最弱ジェネラルを決めるなら最弱ジェネラル環境も考えないと。(9:09pm · 9 Nov 2015 )


 そうだ。全くもってその通りだ。俺はなんというミスを犯していたのだろうか。環境を定義せずしてその性能を考察しようなど笑止千万。というわけで早速、最弱の統率者を決める環境についてシミュレートしよう。

☆《銀のゴーレム、カーン》vs《今田の用心棒、乳眼》
 実際にすべての統率者を用いたデッキを組んで総当たり戦を行うのは非現実的だ。それこそプロキシ用の紙とコピー用のインク代だけで現物のデッキが組めてしまう。なので、「事実上の決勝戦」ということで、《銀のゴーレム、カーン》vs《今田の用心棒、乳眼》の直接対決を想定しよう。
 EDHは4人で1卓を囲むことを前提としたフォーマットだ。しかし、「残りの2つの席に座る統率者は誰だ」とか、「残りの2人のプレイヤーはどのように動くのか」とか、そこまで決めているとキリがない。よって今回は、《銀のゴーレム、カーン》vs《今田の用心棒、乳眼》のタイマンに焦点を絞って考えていくことにする。
 まず、《銀のゴーレム、カーン》サイドのデッキ構成について考えていこう。……と言いたいところだが、構成はすでに見えている。 茶単だ。アーティファクトを使わずに無色統率者をデッキとして作り上げることは不可能だ。一般的な無色統率者の構成といえば、《玄武岩のモノリス》《ブライトハースの指輪》《ゴブリンの大砲》のパッケージを《前兆の時計》《カルドーサの鍛冶場主》のルートで引っ張ってくるものが主流だろうか。サブプランとして《荒廃鋼の巨像》での一撃必殺も狙えるかもしれない。
 ところがこのプラン、《今田の用心棒、乳眼》サイドからも容易に予想できる。無限コンボを積むかどうかの差異はもしかするとあるかもしれないが、アーティファクトをふんだんに採用することは間違いない。そうでなければデッキとして成立しない。となれば《今田の用心棒、乳眼》サイドがやることは1つ。アーティファクト妨害 だ。むしろ白という色は、その手の小細工はお家芸だ。先置きできる《石のような静寂》《無のロッド》《減衰のマトリックス》《沈黙のオーラ》《盲従》から、後出しで盤面を一掃できる《質素な命令》《浄化》《静寂》など、バリエーションに富んでいる。《今田の用心棒、乳眼》のデッキにも当然いくつかのマナ・アーティファクトは投入されるだろうが、《銀のゴーレム、カーン》サイドに比べてその枚数を抑えることができる。特に《無のロッド》は、《銀のゴーレム、カーン》サイドにとっては致命的だ。デッキが機能不全になるうえに除去する手段が《イシュ・サーの背骨》《存在の一掃》《解放された者、カーン》くらいしかない。
 そうなると、アーティファクトが互いに封じられた状態でいかにマナを伸ばすか、という闘いになるのだが、互いにマナ・クリーチャーが使えない以上、土地をどれだけ置き続けられるかが勝敗を分けるだろう。しかしここで、両者の間に決定的な差が存在する。それは、基本土地の有無 だ。《今田の用心棒、乳眼》サイドは、《真面目な身代わり》《巡礼者の目》によって《無のロッド》の支配下でも土地をサーチできるほか、全体除去という形でアーティファクトを封じた盤面ならば、豊富な装備品サーチからの《精霊信者の剣》が火を噴くだろう。一方《銀のゴーレム、カーン》サイドにはそんな芸当はできない。破壊されたマナ基盤を修復するために、ひたすらトップから土地やマナ・アーティファクトを引くことを期待するしかない。《今田の用心棒、乳眼》サイドにも、《精霊龍、ウギン》《解放された者、カーン》という裏目が存在するのだが、徹底的にアーティファクトを封じられた無色デッキが、果たしてそのマナ域までたどり着けるのだろうか。さらに言うならば、《露天鉱床》以外の土地破壊を無効化できる《今田の用心棒、乳眼》サイドに対し、《銀のゴーレム、カーン》サイドは、《幽霊街》《不毛の大地》《黄塵地帯》《浸食する荒原》の被害をモロに受けてしまう。この差は大きい。《今田の用心棒、乳眼》デッキは、EDHの世界に降り立ったデス&タックスだったのだ。
 以上の理由により、筆者はこのマッチアップに関して、《今田の用心棒、乳眼》が有利である と考える。

☆決着
 前項目にて、筆者は「《今田の用心棒、乳眼》が有利である」というひとつの結論に至った。これは同時に、この記事の目的への到達を意味する。

EDH最弱の統率者は、《銀のゴーレム、カーン》である。

 異論は受け付ける。正直なところ、(特に四人戦の場合の戦略や《銀のゴーレム、カーン》サイドのメタ読みを含めたデッキ構成について)考察不足な面も多々あった。特に、実際に《銀のゴーレム、カーン》や《今田の用心棒、乳眼》を統率者に据えてEDHをしたことのある方、この2つよりもさらに弱い統率者を知っている方の意見を聞きたいところである。

コメント

zama
2015年11月10日8:41

ごめん。前提条件ですでに間違えてる気が。
サシの勝負ならともかく4人対戦前提ならさすがに白単の方が弱いよ…

俺が言うのもなんだが、突き詰めた話になるとEDHで必要とされるのは 対策できるかどうか ではなく、 どんだけ早く勝てるか だと思うから。

秋穹
2015年11月10日9:10

面白かったのでリンクさせていただきましたー。

石像
2015年11月10日9:11

たぶんコジレックvsコロンドールのマンガラみたいな「弱い色の中ではそこそこマシなジェネラルでの比較」なら無色のほうが強くなるかもしれませんが、今回は「弱い色の中からさらにカスのようなジェネラル」同士で比較しているので、弱さが極まり過ぎて異次元世界に突入しました。
最速を目指そうにも、無色もしょせん無色なので余程のブン回り(同じ満足度の引きを始祖ドラがやったら1kill狙えるレベルの引き)でもない限りどうしても勝つまでに(相手のTTによる補助は考えないとして)5~6ターンはかかるはずです。ピラミッドだとなかなかないですが、世の中には最速で三なる宝球とか石のような静寂とか置いてひたすらゆっくりを求めるジェネラルも存在するくらいなので、勝つまでに平均5~6ターンかかるジェネラルが妨害1発も受けずに勝ちに行けるとは到底思えず、このような結論に至りました。
4人戦に関しては記事にも書いた通り不確定要素が多すぎて結論を出しにくかったんですが、ぶっちゃけた話、無色が取れる構成は白単も取れてしまうので、ジェネラルが双方カスだった場合は白チューや土地の差で白単が勝っちゃうと思います…。

石像
2015年11月10日9:32

>秋穹さん
ありがとうございます!拙い内容の記事ばかりですが今後ともよろしくお願いします…!!

zama
2015年11月10日13:02

同じ事言われるかなーとは思ってたけどやっぱそう思うよね。
ただ、無色と白が同じ構成をとるって事はジェネラルの意味ないじゃん?
”最弱のジェネラル”談義なんだから。

そりゃ最弱の単色と言われたらプールの選択肢ない無色が1弱さ。
議論の余地すらない。

でも色が1番弱い=ジェネラルとして1番弱いという談義は絶対違う。
カーンは言うほど弱くない。
カーンがジェネラルでこそ発生するシナジーはクソほどあるし、そのほとんどが殺意高い系だと思う。

オパーイアイも相当だけどアキコさんとかカラーマーカー以外になんも仕事しなさそうなのは沢山いる。
もともとネタ記事なんだろうけど、カーンさんをディスるにはちょっと材料不足だと思う。

【全文の意訳:(カーンさんをディスった事で)てめえは俺を怒らせた】

石像
2015年11月10日14:31

睡眠をとっていろいろ見直してみましたが、カーン最弱説はちょっと白単の強さを盛りすぎました・・・・・・反省。
ただ、無色マナベースのあまりの不安定さを考えると、最終的な評価は「カーンのほうがちょっと上くらい」だと思います。
旧ウラモグのほうがむしろ最弱候補としてふさわしいかも(出ても大したことしない、出るまでが遅過ぎるetc)

そんちょう
2015年11月10日22:58

フェイジやハーコンやLord of Tresserhornのような、そもそも戦場に出しにくいカードが最弱と思っていましたが、私の想像とは方向性が違ってました。
弱いとは何か、考えされられます。

カーンはアンブロッカブルや基本でない土地渡りとかを装備品で付与して殴ればまだいけるかも?

キザクラ@ゆるふわEDH
2015年11月11日17:15

個人的には血塗られしもの、死祭を推したいです。
回避能力一切無しとは思えないデメリットが最大の魅力です。

石像
2015年11月11日23:15

>そんちょうさん
今回は統率者本体の性能だけでなく、固有色でできることも含めたので、色の強いフェイジなどは除外されました。
カーンについてですが、一応マイコシンスの格子とのコンボがあったりして、色を考えなければ統率者としてはそれなりに使い道のある統率者です。この記事では、無色デッキのマナベースの不安定さを重視したのもありますが、最終的な評価方法にやはり問題があり、白単よりは強いのではないか?というのが今の自分の見解です。
単純に装備品で飛行なりなんなり付与することも可能ですしね。

石像
2015年11月11日23:23

>キザクラ@EDH勢さん
今回は固有色でできることも評価に含めたので、死祭自体は弱くとも赤単がそれなりに戦えてしまうので除外しました。
デメリット持ちであれども一応数個の生贄を用意すれば殴れるくらいのサイズにはなるうえに、生贄0体で出せば自爆できることを利用してパーフォロス+赤無限マナで勝てる、などのコンボ要素も申し訳程度に存在するので、赤単の中でも最弱にはならなさそうです。

K
2015年11月11日23:24

ケイタカハシというカードはこれらに比べると非常に優遇されたジェネラルだと考えさせられますね...

石像
2015年11月11日23:31

>keiさん
ケイタカハシは
・色が2つもある
・パワーが2もある
・攻撃することができる
などの理由により「統率者として強い」と判断したため、最弱統率者選考からは早い段階で外れてしまいました。
単純な比較にしても、ホウ統という壁が存在するので最弱には成り得ないでしょう……。

かんなな
2015年11月12日16:47

興味の沸く記事だったのでリンクさせていただきました。
個人的にはズルいかもしれませんがポータル系が凄くカードパワー低くてジェネレルとしてもうーん…ってなりますね。

石像
2015年11月12日16:58

>かんななさん
リンクありがとうございます!
ポータルシリーズの白単統率者についても一通り調べたんですが、一応パワーが2あったり飛行を持ってたりと、乳眼よりはマシ、っていう統率者が多かったですね。
ホウ統はかなりいい線行ってましたが、殴れるという点が評価され今回の選考からは外れてしまいました。

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